貧血 コーヒー

貧血とコーヒー

コーヒーといえば貧血に悪影響を及ぼす飲み物の代名詞のようなものです。
コーヒーのカフェインやクロロゲン酸が鉄分の吸収を阻害することで血中の鉄分が減少するからだと言われています。

しかし、コーヒーほどおいしい飲み物はない…と、コーヒー好きの人間から言わせればそんな感じです。
貧血だからといって、コーヒーを飲む権利を奪われるなんて許されて良いわけありません。

なのでここでは、恐らく読者様と同じ境遇、コーヒーが好きだけれど貧血、という私がコーヒーによる貧血への影響をできるだけ抑えた方法について考えてみます。

焙煎度合による貧血への影響の変化

私はコーヒーを自家焙煎するほど愛しています。当サイトでは貧血への飲み物についての情報ですが、コーヒーについての知識も活用して考えていきたいと思います。

生のコーヒー豆を飲める状態にするには焙煎という過程が必要です。焙煎の度合いには簡単に分けて、浅煎り、中煎り、深煎りとあります。浅煎りは焙煎時間が短く温度も低い、深煎りは焙煎時間が長く温度も高くなります。浅煎りよりも深煎りの方が一般的に味も色も濃くなります。

さて、浅煎りと深煎り、どちらの方が貧血への悪影響が大きいでしょうか。一見、色が黒っぽくて苦みも強い深煎りの方が悪影響が大きそうです。しかし、実際には色が薄く酸味の強い浅煎りの方が貧血への悪影響が大きいんです。

カフェインとクロロゲン酸

コーヒーの成分で貧血への悪影響を及ぼすのはカフェインとクロロゲン酸だと言われています。実際、カフェインが本当に鉄分の吸収を阻害するのかはわからないそうですが、クロロゲン酸は鉄分と吸着し、吸収を阻害すると言うことが確認されています。クロロゲン酸はお茶に含まれるタンニンに似た成分です。

カフェインとクロロゲン酸、この2つの成分はどちらも、煎れば煎るほど減少します。つまり、深く、高温で煎った豆の方が貧血への影響が少ないです。

貧血でもコーヒーを飲みたいなら深煎りで!

貧血だけどコーヒーが飲みたいのならば、深煎りのコーヒーを飲むことをおすすめします。
私は性質上、インスタントは飲まずにいつもレギュラーコーヒーを淹れて飲んでいますが、貧血の方もレギュラーコーヒーを飲むのがおすすめです。

なぜかと言うと、インスタントコーヒーでは焙煎度合がわからないからです。コーヒーを焙煎しろ!とまでは言いませんが、普通のスーパーなどでもコーヒーの粉が販売されていて、パッケージに「深煎り」としっかり書いてあります。

ドリッパーも安ければ1000円以内で買えますし、ペーパーフィルターは100円で60枚くらいで買えます。あとはコーヒーの粉と熱湯があれば、自宅でレギュラーコーヒーが飲めます。インスタントの方はレギュラーコーヒーも飲んでみてはいかがでしょうか。豆が違いますよ!

著者:貧血ヒヨコ

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